私たちは、すべての人が共に豊かに生きることのできる社会の形成に寄与します

生活設計プランって何？

 　「これから一人で生活を始めようとしている人」「将来、一人で生活したいと考えている人」。自由きままに生活できることを楽しみに感じている人も多いでしょう。でも、一人で生活することが初めての人にとっては楽しみより、不安を感じている人も多いはずです。

　

 例えば「毎日の食事作りは自分でできるだろうか？」「自分の収入で生活ができるだろうか？」「知らない土地で、友だちはできるだろうか？」考えれば考える程、不安は切れ間なく湧いてきます。

 もし、自分が不安に感じていることを人の助けを借りて、安心して生活ができる環境があれば、自分でも生活できるのではないかと思えるのではないでしょうか？

　

　生活設計プランでは、一人で生活するための基本知識と、新しい暮らし方をいくつか紹介します。その中で自分に必要な情報、自分に合った暮らし方を探してください。

 

 

なぜ、生活設計プランが必要なのか？

 

　社会情勢の変化により、国民の生活にも少しずつ変化が見られるようになってきました。特に、終身雇用制度が崩壊し、若い世代の人たちが仕事に就けず、また派遣切りやフリーター生活から脱出できないという問題が深刻化してきています。

　

一度、一般的な社会の流れやレールから外れると元の社会に戻ることは非常に困難な状況にあります。しかし、人が生きるためには社会の流れに必ずしも乗っていなければいけないものなのでしょうか。

　

　もちろん、生活する上でお金は必要です。しかし、“収入が多い＝豊かな生活を送ることができる”という関係は必ずしも成り立つものとは言えません。

 

人が生きていく上で、何を大切にし、何があれば日々楽しく生きてゆけるのか、それは人それぞれが持つ価値観によって違います。

 

みなさんはどんな価値観を持っていますか？

 

この生活設計プランには、一人で生活するための基本的知識やインタビューの結果等を掲載しています。よって、一人で生活したことがない人でも、具体的にイメージすることができると思います。自分が生きていく中で大切にしていることを実現させるために、自分なりの生活設計プランを立ててみて下さい。

 

きっと、幸せな生活を送るためのヒントが見つかるはずです。