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クラウドファンディング 実施報告書
若 者に安心して失 敗できる一人暮 らしを 提 供 したい
もくじ
ごあいさつ…………………………………………………………………… 1
1. NPO 法人コミュニティワーク研究実践センター「若者居住支援事業」 … 2
2. ユースハウスナビ事業 ……………………………………………… 3
3. ユースサポートハウス事業 ………………………………………… 4
4. 利用者属性 …………………………………………………………… 8
5. ユースサポートハウス利用者アンケート ……………………… 10
6. 利用者アンケート考察 …………………………………………… 15
7. 支援事例 …………………………………………………………… 17
8. 夕食会 ……………………………………………………………… 20
9. 事業を実施して …………………………………………………… 22
10. リターンについて ………………………………………………… 23
11. エピソード編 ……………………………………………………… 25
12. サンクスコメント ………………………………………………… 29
13. 決算書 ……………………………………………………………… 30
14. コロナ禍の中で …………………………………………………… 31
15. 課題と提言 ………………………………………………………… 32
ごあいさつ
この度は、レディフォーで実施いたしましたクラウドファンディング「若者に安心して失敗できる一人暮らしを提供したい」に118名の方から、1,125,000円というご支援を頂き誠にありがとうございます。法人の役員及び職員を代表しお礼申し上げます。
当法人では、3年前から若者居住支援事業に本格的に取り組んできました。これまで沢山の若者たちと出会い、寄り添ってきた私たちでありますが、「居住支援」をキーワードに考えてみますと、「経済的困窮」や「失業」だけで語ることは難しいと考えています。社会情勢の変化などにより、本来は家族が担ってきた役割や家庭内での関わりというのが難しくなってきている印象を受けます。家族がいない若者は、大人に成長するまでの間は「施設」が担うのですが、「期限付き」のものであります。
私たちが居住支援を行う場所には、「寮母さん」が常駐しています。居住支援の現場には、経験・知識が豊富な支援員を配置し、様々な問題解決のサポートをしています。
面白いことに若者たちは、何か決断をする時には「寮母さんと相談して決めます」と、皆さん言います。
皆様とお約束した「若者らしい、安心して失敗できる一人暮らし」 支援現場の安心材料、信頼要素としては、専門職の配置というのがひとつの基準とされることが多いのですが、では、若者たちはどうなのか?
若者が「安心」して暮らしていくには、「失敗しても失わない環境」と「家族のような第3者」が必要なんだろうと感じています。
この報告書は、より深く「事業」をご理解頂くため、皆様からご支援頂きましたプロジェクトと、2019年度福祉医療機構助成金(WAM)で実施した「困窮する若者の生活訓練・住居確保総合支援事業」の結果も合わせて掲載させて頂いています。
参加した若者たちは沢山の人に「応援してもらっている」ということを知っています。孤立していた若者にとって、この「沢山の方々の応援」を実感できることは、税金を使い実施される行政のサービスとは、違った効果を若者に届けることが出来たのではないかと思います。
プロジェクトに参加した若者は、プロジェクト終了後も、ここでもうしばらく「暮らしたい」と話されています。仕事に就き、お金をためて自立することも大切でありますが、「安心できる環境」で、様々な経験や出会いを重ねていく中で、自然と旅立つ日が来るのだろうと思います。今後も温かい目で、若者たちを見守って頂ければと思います。ご支援頂き、本当にありがとうございました。
理事長 穴澤義晴
1.NPO 法人コミュニティワーク研究実践センター
「若者居住支援事業」
(1)事業概要
①若者に安心して失敗できる一人暮らしを提供したい
予算根拠:クラウドファンディング(118名の方から支援)
事業内容:ユースサポートハウス(2部屋)
・居宅場所を提供しての生活訓練、生活支援、就労支援
の実施
・夕食会の開催
対象年齢:15歳から39歳までの方
実施期間:2019年9月1日〜2020年6月30日
②困窮する若者の生活支援・住宅確保総合支援事業概要
予算根拠:福祉医療機構助成金(WAM)
事業内容:❶ユースハウスナビ事業
・入居のための支援
・未成年者への住居の借り上げ(1部屋)
・入居後の見守り支援
❷ユースサポートハウス事業(4部屋)
・居宅場所を提供しての生活訓練・生活支援・就労支援の
実施
・夕食会の開催
対象年齢:15歳から39歳までの方
実施期間:2019年4月1日〜2020年3月31日
皆様にご支援頂いた①事業と、WAM助成の②事業を組み合わせて実施
することで、より効果的な若者向けの居住支援事業を実施することがで
きました。
2.ユースハウスナビ事業
(1)事業目的
●住宅確保が難しい若者の住宅確保を目的に、不動産会社・保証会社・
家主と連携しながら住宅確保支援を行う。
●居宅生活後の生活破綻の防止。
(2)事業内容
●若者向けの住宅確保支援及び継続的な自宅への訪問、見守りを実施。
【未成年向け住宅確保サービス】※1部屋
●法人が住宅を契約し借り上げ、家主と家賃の支払い状況、生活状況を
共有しながら、未成年者が成人した際に契約名義を法人から本人に変
更する。
※3名の未成年者から、サービス利用について相談があったが、利用には至らなかっ
た。そのため、ユースサポートハウスとして活用した。
(家族関係回復・ユースサポートハウスの利用)
(3)ユースハウスナビ事業利用の流れ
①本人・関係者からの連絡
②事業説明
③状況確認【面談】
④サービス利用申し込み
⑤サービス利用開始
(4)未成年向け住宅確保サービス利用料(家賃など)
●家賃:35,000円
●水道・ガス・電気等は本人が直接契約
※家具家電付き。食材等の提供は行わないが、週1回フードバンクを配布。
3.ユースサポートハウス事業
(1)事業概要
様々な理由で「自立(自己実現)」が困難な状況にある若者を対象に、
収入状況・生活能力・生育環境を考慮しながら、居宅場所、食材を提供
し、相談支援、生活訓練、就労支援を実施。週3回、共同リビングで、
食事会を開催。
(2)定員
①若者に安心して失敗できる一人暮らしを提供したい
2名
②福祉医療機構助成金(WAM)
5名 ※1部屋は未成年向け住宅確保サービスを利用
(3)ユースサポートハウス利用の流れ
(4)段階的な支援
居宅場所を提供し、生活習慣の改善・一人暮らしに向け、個々の段階
に応じた生活訓練・就労支援を実施。「家賃や生活費」を支払う習慣を
身につけるため、段階的に利用料を徴収した。
●若者に安心して失敗できる一人暮らしを提供したい
●福祉医療機関助成金(WAM)
